税理士は安定した職業?
先日、クライアントの決算説明を行った際にクライアントから
「税理士業は安定していて羨ましいです」
と言われました。
まあ、毎月固定で顧問料が入ってくるので
極論コロナ禍でもノーダメージでした。
ですが、安定しているかと言えば
そう言い切れるものでもなくて、
判断を誤ってクライアントに損害を与えてしまえば
賠償の問題が発生しますし
イレギュラーなことも多々あり、忙しさで体調を崩すこともあるわけです。
長期の入院とかになれば仕事にも支障をきたしますからね。
ただ、緊急事態宣言とかで売り上げが吹き飛んだ飲食店や観光業と比べたら
確かに安泰な職業かもしれません。
毎月顧問料が入ってきますし、
何なら持続化給付金、家賃支援給付金、事業復活支援金等の代理申請で
ボロ儲けした税理士も多いことでしょうw
あの難しい税理士試験を通過することで得られる既得権益とも呼べる
ド安定な収入源。
ですが、顧問先の獲得が上手くできず
低料金で引き受け毎日忙しすぎる税理士も多いですから、
安定した職業に持っていけるかどうかは本人次第といえる要素もありそうです。
受験生の段階でどんな仕事をしたいかをイメージしておくことは非常に大事だと
つくづく感じます。
私は「消費税法」を何度も受験し何度も落ちました。
ただ、そのおかげで日本トップクラスに詳しくなれたような自負がありますし
実務での判断も普通の税理士よりは早く正確にできる自信を身につけることができました。
当ブログを読んでくださっている受験生の方もぜひ
今の受験勉強を将来の糧にしてほしいと思います。
今苦しい経験をしておくことで将来の安定が手に入る
と考えれば勉強のモチベーションも上がるのではないでしょうか?
スポンサーリンク