直前期の過ごし方
税理士試験は直前期の過ごし方が合否を分けると言っても過言ではありません。
直前期においては、以下のことを意識するといいかと。
直前期の過ごし方
あなたが勉強専念型なのかお仕事をされながら勉強されているのかによって細かく変わってくるところもありますが共通して心がけるべきことはありますので、私の実体験や受験仲間の行っていたことなどをご紹介させていただければと思います。
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基本事項の再確認
税理士試験は他の受験生が正解するような基礎問題の取りこぼしは命取りになるため、直前期においては真っ先に確認すべきところとなります。
大手受験予備校などでは、「テキストを一通り読み返しましょう」みたいなことが言われますが、何気に重要で、答練なんかでは全く触れられていない手薄な論点に気づけたりします。
過去問を分析する
税理士試験の試験委員は過去問を参考にして問題を作成していると言われてますので、過去問を分析することは非常に有効な方法と言えます。
そして、実際に解いてみることで、自分に足りてないものが見えてきたりします。
また実際の出題形式に慣れることも非常に重要なので、質の高いトレーニングとなることでしょう。
答練を回す
直前期の答練は講師が過去問を分析した上で出題可能性の高い論点を詰め込んだ良質な教材と言えます。
ですので受験生の多くが何度も解く問題となりますので、ここから出題された場合、その問題を落とすと非常にダメージが大きくなってしまいます。
ただ、時間を測って解くべきかどうかは受験科目によるかと思います。
簿記論でしたら、問題の取捨選択の練習が大事になってくるので、頻繁に解き直す意義は小さく、解き直しで制限時間を設けるのは少しナンセンスに感じます。
逆に税法科目なんかは同じ形式であろうが、とにかく時間内に正確に解答を積み上げることが大事になってくるので、問題と解答を覚えてしまうくらい繰り返すことが大事かと。
試験当日を意識した生活スタイルにする
簿記論、法人税法、国税徴収法を受験される方、朝は早起きが必要になりますので今のうちから、当日と同じ時刻に起きる生活スタイルにしておくことが大事ではないかと思われます。
財務諸表論、相続税法、固定資産税を受験される方は、同日お昼ご飯を摂るか摂らないか悩ましいところかと思います。
これも当日を意識して食事スタイルをコントロールするといいのではないかと思います。
まとめ
受験だけに限らず、普段から準備や段取りをしっかりやってる人って大きな成果を残せていると思います。計画通り進めるのが苦手な方でも最低限の準備と本番を想定した対策はしておいた方が良いかと。
本試験当日から逆算して今すべきことに優先順位をつけて悔いのない受験としていただければと思います。
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