理論と計算の勉強はバランスが大事
税理士試験の勉強は理論と計算のバランスが大事になってきます。
まだ10月で勉強が始まって2ヶ月も経っていないところですが
この試験ってとにかく弱点を作らないことが合格への道に繋がります。
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合格する人の特徴
合格する人って、ずば抜けて点を取る人ではなく
みんなが得点できる箇所を手堅く正解していける人なんです。
なので勉強時間少なくても滑り込みで受かる、といった属性の受験生は
毎年必ず存在します。
彼らは知ってるんです。合格するためにやるべきことを。
(高得点を狙うのではなく合格点を取るという考え方)
そのやるべきこと無難にこなしていく上で重要になってくるのが
バランスの取り方になります。
勉強のバランスの取り方
そのバランスについて大きくザックリ分けると理論と計算です。
一回で合格できない人の特徴はどちらかに偏ってしまったり
どちらかに大きな弱点を残したまま受験しちゃってるんです。
なぜそんな自信を持って言えるかというと、
私がそのパターンにハマってしまったからです(^^;)
暗記が苦手な方って理論の勉強に時間を多く割きがちですが
計算の学習量が不足してると直前期でケアレスミスを連発することになります。
逆に計算が苦手な方は問題集を何度も解いて精度を高めるようにする傾向がありますが
理論の方では読み込みが甘くなってしまい、
直線期の応用理論で柱挙げができなくなってしまったりといったこともあります。
(計算問題を繰り返すことは非常に大事ですのでそれ自体は否定しません)
バランスを取るための解決策
じゃあ、どうすればいいのか?というと
ある程度の割り切りは必要なんじゃないかと思います。
100%の完成度に近づけないと気持ち悪い、
というのはよく分かりますが
働きながら勉強されている方はなかなか時間確保の面では厳しいかと。
70%の完成度で理論と計算の勉強を切り替えていくような学習を
今のうちからやっておくといいと思います。
大手資格予備校では、「年内は計算を重視せよ」って言われますけど
年明けからエグいペースで理論の問題演習が出題されます。
暗記が得意な人であればいいですが
苦手な人は間に合いません。
(大手受験予備校に過年度生が受講する「上級コース」が用意されている理由を考えると理解できるかと)
講義で教わった理論は少しずつ覚えていく努力はしていった方がいいかと思います。
まとめ
人によってどの勉強方法が最適なのかは異なりますが、
合格可能性を高めるには落ちるパターンを潰しておくことが必要です。
その落ちるパターンというのは、理論か計算のどちらかに勉強量が偏ってしまうか
どちらかに大きな弱点を残して受験してしまうというもの。
それを防ぐ意味でできるだけバランスを意識した勉強を進めることをご提案します。
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